相続開始のタイミングについて

人が亡くなると、その人の財産は、生き残った人によって引き継がれることになります。そして、故人の財産を相続した人は、相続の手続をする必要があります。
ところで、相続は、具体的にどの時点から発生するのでしょうか。結論から言うと、相続開始のタイミングは、人が亡くなった瞬間となります。このとき、財産を引き継ぐこととなった相続人が、財産を保有していた被相続人の死亡の事実を知っていたかどうかは、関係ありません。被相続人の死亡した瞬間、自動的に相続が発生するのです。
注意が必要なのは、相続税の申告期限です。こちらは、被相続人の死亡の事実を知っていたかどうかが関わってきます。具体的には、相続人は、相続の開始があったことを知った日の翌日から10カ月以内に、相続税の申告の手続を済ませなければなりません。ようするに、相続税の申告期限の起算日と、被相続人の死亡した日が一致しない場合もあり得ることになります。
このほか、相続のタイミングが問題となる例として、被相続人が長期間、失踪していたケースが挙げられます。失踪宣告により死亡とみなされる場合、死亡時期は、普通失踪と特別失踪に分かれますが、普通失踪の場合、失踪後7年を経過した時点から相続が開始することになります。

Filed under: 未分類 — りゅう 3:20 PM